離婚届や婚姻届け
わざわざ役所で入手したものでなくても
戸籍法に定められている要件さえ満たしていれば、オリジナルのものでもOKなのを知っていましたか?
よく結婚情報誌の付録としてオリジナルのかわいい婚姻届けがあるように
離婚届にもかわいい離婚届があるんです。
これ、ネットで購入できるんです。
浮気の再発防止にこんなかわいい離婚届をダウンロードしてして夫にサインさせておけば?
離婚できない大きな原因のひとつに
「相手が離婚届けに判を押さない」
ということがあるでしょう。
だったら、浮気防止の誓約書もいいですが離婚届に予めサインしておいてもらうのはいかがでしょうか?
でも、これが役所からもらってきた離婚届なら生々しすぎて夫もたじろぐかもしれません。
そんな時に、こんなかわいい離婚届を差ッと出してみるのも効果的かもしれません。
「こんなパチモンも離婚届なんて・・・・」
とサラッと署名してハンコを押してくれるかもしれません。
サインが終われば
「言っとくけど、これ
ちゃんと役所で受け付けてくれる離婚届なのよ!
そこんところ、お忘れなく」
と涼しい顔で言えばきっと旦那さんは背筋がゾォーッとするでしょう。
浮気防止に「二度としない」と誓約書は有効か?
夫の浮気が発覚した。
旦那もそれを認めて
「もう二度と浮気はしない」
と反省しています。
そこであなたは
「じゃあ、一筆書いて!」
と二度と浮気はしない誓約書を夫に書かせるかもしれません。
でもズバリ言いますと
浮気癖は治らない
ということなんです。
浮気をしないと約束した誓約書は有効なのか?
@もう二度と浮気はしない」
総約束させた誓約書
これって法律的どうなんでしょうか?
夫婦間で約束した誓約書でて合意した内容は、契約として法的な効力があります。
しかし、次のような例外規定もあるのです。
民法では、
「夫婦間でした契約は、婚姻中、いつでも、夫婦の一方からこれを取り消すことができる」(民法754条本文)
という規定があります。
ですから合意しても取り消されてしまう可能性も是rとではありません。
ただこの規定の解釈はかなり制限的なものであり、
・夫婦関係が破綻に瀕していた
・実質的に破綻している
ような場合にされた夫婦間の契約はこの条文により取り消すことはできないと考えられています。
浮気や不倫が理由で作成された誓約書はこの条文による取り消しは認められないものと考えられてはいますけど、実際には微妙なところもあります。
【無効とされるかも?
民法上、公序良俗(社会的なモラルや良識)に反する内容の契約は無効とされます。(民法90条)
たとえそれを合意して誓約書に記載したとしても、その部分は無効となります。
「浮気はしない」という約束が公序良俗に反するかどうか?
それはは、一概にいうことはできませんが内容によっては公序良俗に反するとされる可能性もあります。
・仕事以外での外出を認めない
・友達と会うのも配偶者の許可制
・一生配偶者の言うことに従う
・24時間居場所がわかるようにGPSをつけさせる
つまり誓約書の内容には、相手方の人権を侵害するようなものであるとその部分については公序良俗に反し無効とされる可能性があります。
ですからたんに「もう二度と浮気はしない」という約束がd子まで有効なのか?
分からなくなりますね。
その浮気防止の誓約書を「どこで?」「なんのために?」使うんですか?
浮気防止のために作った誓約書
それをいったい「どこで?」「なんのために?」に使うのでしょうか?
「約束を破ったら離婚するためです!」
と浮気をされた奥さまはみなさん言われますが、そもそも離婚は夫婦双方の合意が必要です。
夫婦のどちらかが離婚に応じない場合は離婚調や離婚裁判に持ち込まなければなりません。
そんな時にはこの「浮気をしない」と約束した誓約書が役に立つかもしれません。
でも。そんなことまでして離婚するのはとても大変です。
まあ、ご主人に相当な財産があって離婚の慰謝料や財産分与でがっぽり頂きたいというまら考えられますけどね。
夫婦で合意して作成した誓約書の内容に違反したことが起きた時に、過去の経緯等を確認できる証拠資料となります。
こうしたことを理解して合意・誓約書を作成するならば浮気防止の誓約書を作り意味もあるでしょう。
将来また浮気した時のための、夫婦の合意・誓約書が役に立つこともあります。
でも、浮気防止の誓約書誓約書ってその程度のものなのです。
わざわざ役所まで出向かなくても、離婚届 はスマホからダウンロードしてセブンイレブンなどコンビニで印刷すれば手に入ります。ネットから離婚届を簡単にダウンロードする方法と必要な手続きを分かりやすく紹介しています。